今わたしがお世話になっている社長は、なんと当時24歳。わたしより一回りも年下です(しかも、同じ干支!笑)。
アラフォーのわたしが、一回りも下の社長のもとで働く。最初は戸惑ってばかりでした。でも今では、その社長から大切なことを教わったなと思っています。今日は、そんな話です。
第一印象は、ごく普通の青年。でも
第一印象は、ごく普通の青年、という感じでした。でも、年齢の割にはとても落ち着いた雰囲気で、話し方も物腰も穏やかな人でした。
とはいえ、最初は不安のほうが大きかったんです。こんなに年の離れた社長と、価値観は合うのか。コミュニケーションは取れるのか。スピード感についていけるのか。会社の将来性は。それに、年上のわたしが、逆に気を遣わせてしまわないか——。考え出すと、心配は尽きませんでした。
「当たり前」が、通用しない
実際に働き始めると、やっぱり戸惑うこともありました。
伝え方の違いや、こちらの「当たり前」が通用しないこと。社会経験でいえばわたしのほうが長いけれど、立場は向こうが上。だから、間違いを指摘するのも、なかなか難しかったりして。
たとえば、こんなこともありました。社長が実家に帰るたびに、いつも何かしらおすそ分けをいただくんです(これにも最初は、戸惑いと、嬉しさと……)。さすがにもらいすぎたなと感じて、あるとき、お返しをことづけたことがありました。
それを社長が帰省して渡してくれた翌日のこと。「あ、粗品渡しておきました」と、ひとこと。
……粗品!? 確かに、大したものではなかったですけどね?(笑)
もちろん、まったく悪気なんてありません。そういうところは、まだまだこれから覚えていくお年頃。頭では分かっているんです。分かっているんですが……おばちゃん、ちょっとだけ引っかかりましたよね(笑)。
とにかく、スピード感がすごい
でも、一緒に働くうちに、圧倒されることのほうが増えていきました。とにかく、スピード感がすごいんです。
社長は、会社員をしながら副業で今の事業を始めた人。それが数か月で会社員時代の月給を超えて、起業。わたしが働き始めた頃はまだ個人事業主でしたが、今では法人化して、会社になりました。
わたしくらいの年齢になると、新しいことを始めるのに、考えすぎて動き出すまでに時間がかかったり。そもそも、考えるだけで行動に移さなかったり……。
でも社長は違いました。人に会いに行ってはヒントを得て、最低限のリスクは取りつつ、常に事業の拡大を考えている。日頃から先のビジョンを思い描いて、「今、自分が何をすべきか」をちゃんと理解しているんです。
これが、この年齢でできるなんて……。自分の20代を思い出すと、正直、情けなくなるくらいです。
そんな社長なので、有言実行力は群を抜いています。「○○する」と宣言したことは、気づけば形になっている。そんな場面を、何度も見てきました。
わたしが入社した1年前とは比べものにならないほど会社は成長して、最高売上を更新し続けています。
やっぱり、みんなと同じことをしていない。近くで働いていると、それをひしひしと感じます。
行動する人は、景色を変えてしまう
こんなわたしも、一応は個人事業主。だからこそ、学ぶべきところがたくさんあります。
わたしが考えすぎて身動きが取れないでいる間に、稼ぐ人はどんどん稼いでいく。「どうせ無理」と思っていたことも、まずはやってみる。行動する人は、本当に景色を変えてしまうんだということを、目の前で見せてもらっています。
完璧を待つより、一歩踏み出すこと。その大切さを、今、身に染みて感じています。
年齢じゃなく、その人の「考え方」を見る
「年下だから」「経験が少ないから」。最初はそんな先入観で見てしまっていた自分を、今はぶん殴ってやりたい気分です(笑)。
年齢ではなく、その人の考え方や、行動を見てみる。そうすると、自分の世界も、少し広がるのかもしれません。そんな当たり前のことを、この1年で、あらためて教えてもらいました。
どんな人と出会うかで、人は少しずつ変わっていく。あなたにも、そんな出会いがありますように。